それまで、会社にやりがいを感じ、人より早く出社し、周り目も気にすることなく、いけいけどんどんの毎日でした。
その時ほど、毎日が充実したことはありませんでした。

しかし、40歳になるお正月、体に異変を感じました。
いままでにない虚脱感と微熱。そして、口から少量ながら血を吐きました。

そして、下痢もおこり、一過性のものではないように想いました。

そこで、医者で生まれて初めて胃カメラをのみ検査したところ、胃潰瘍と判断されました。

それから、約半年間、この微熱が下がらず、結果として、少し会社でもセーブするようになりました。
その夏の社長との面接で言われた一言が、わたしを興ざめさせたのです。

最近、君は会社を休みすぎなので、査定が少し悪くなります。
私は 確かの体調不良ですが、売り上げ数字ものばしているのになぜですか

会社って、そういうところだから

という一言

会社ってそういうところ

つまり、君たちは、コマだからという風におもっているんだ。

ここで初めて、ある意味での興ざめです。

ここから、自分の中で、少し違う行動が必要だと思ったのです。